2015.03.29 (日)
– 04.04 (土)
探す・繋ぐ・記録する
— 市民がつくる持続可能な都市のかたち
東京トランジションズは、都市に住む全ての人々にとって、より公平で、持続可能で、レジリエンスのある都市を目指し活動する、創造的コミュニティ、まちづくり活動家、地域の意思決定者などの活動を、探し、繋ぎ、記録することを目的としたプロジェクトです。一週間の期間の中で、まち歩き&マッピング、トランジションズ・フォーラム、参加型エキシビションの3つのイベントを実行します。
3つのテーマのフォーラムイベントを大黒湯展示スペース内で開催します。プレゼンターは主に市民社会で活動し、地域プロジェクトを実際に行う実践者たちです。席に限りがございますので、事前のお申込みをお願い致します。
お申込みはこちらからアーバン・トランジションの背景に焦点を当て、日本国内外の市民らの都市における実践事例を参照した後、東京におけるアーバン・トランジションの必要性とアプローチについて議論する
東京で新たな実践を行う市民らが、自らの活動のモチベーション、決定、課題点、次のステップなどについて説明し話し合うことで、情報収集とネットワークづくりを行う
東京で行われている実践の中でも、地域社会全体に広がりを見せている活動に着目し、その活動の課題、多様性、ネットワークを紐解き分析を行うことで、市民主体のまちづくりモデルを提案する
「トランジションズ」の現場を実際に見て回りましょう!4つの地域で、それぞれの実践者が活動やネットワークについて説明しつつ現場を案内します。参加者のかたには、その地域が持つ特徴、雰囲気に親しみ、地元の人とふれあいつつ、その地域の歴史、文化、地域課題、潜在力、プロジェクトやイベントや実践などの地域情報を集めるお手伝いをしていただきます。
夕方、南千住の大黒湯展示スペースに戻り、まち歩きで発見したことを話し合い、その成果をマッピング(地図)とダイアグラム(人・空間・資源・実践・地域課題に関するビジュアルな関係図)にまとめていきます。4地域のマッピングとダイアグラミングの成果は「東京トランジションズ地図」に加えられます。
参加可能人数に限りがございますので、事前申込みをお願い致します。
お申込みはこちらから集合場所:JR常磐線南千住駅改札前 (集合時間 9:45)
ガイド:海老江 重光 / NPO法人 千住すみだ川
集合場所:地下鉄線押上駅B3出口地上 (集合時間 9:45)
集合場所:JR日暮里駅北口改札前 (集合時間 9:45)
ガイド:丸山 寛 / 漢塾内・谷中生産技術研究所
集合場所:JR高円寺駅改札前 (集合時間 9:45)
ガイド:江上 賢一郎 / インディペンデント・リサーチャー、写真家
上智大学における「新しい都市コモンズ」を探し、マッピングを行った1学期間のセミナー型プロジェクトの成果物をベースに、「東京トランジション地図」の展示をいます。このマップは、4回のマッピング・エクササイズとトランジション・フォーラムのオーディエンスやプレゼンターによって新たな情報が加えられ、会期中に常に変化する市民参加型の展示です。展示内容は冊子とオンラインのデータベースとしてドキュメンテーションされ、既存の活動や新たな活動を行う市民によって活用されます。
大黒湯にてイベントが行われている時間中にご覧になれます。
After each of the 4 community mapping exercises and the following post-processing sessions at the Daikokuyu exhibition venue, an additional talk session -called plusTALK- will close the day. Held in English, these sessions further discuss community and social innovation mapping projects from a more academic perspective. Presenters provide impulses for a wider, interactive group discussion.
Admission: Free / No reservation required.
4回のまち歩き&マッピングイベントの後、大黒湯の展示スペースにて付属的なトークセッション「プラス・トーク」を行います。いくつかのコミュニティやソーシャル・イノベーションに関するマッピング・プロジェクトが、学術的な視点から議論されます。活発なグループディスカッションのため、プレゼンテーターから話題提供が行われます。
言語:英語、入場:無料、予約:不要
近年、脱成長、定常型社会、国民総幸福量といった考えが世界的に注目されています。これらの考え方は、かつてなくモノがあふれる現代の世の中で、「消費」が満足度の高い幸せな人生に繋がるのではなく、むしろこれまでの「成長志向」こそが、資源の枯渇、ゴミ問題、気候変動、高まる社会的緊張の根源だったとみなしています。
東京トランジションズはこの文脈を継承しつつ、空間、時間、資源の共有化こそがより持続可能で満足度の高いライフスタイルを実現することに繋がると考えます。これに必要な経済・環境・社会の分野にまたがるトランジション(変遷)のために、自律的に思考し行動する市民の存在こそが重要な鍵となるのです。
実際の都市空間ではすでに様々な実践が行われています。育児と介護を地域コミュニティで行う活動、地産地消の無農薬野菜を通じて消費者と生産者を再び繋げる運動、市民が協同運営するエネルギーを地域内で提供する試み、アートを通じてまちを活性化させ、自治の精神を再び呼び覚ます実践など…これらのプロジェクトは、社会的な公平性、環境・経済的な持続可能性、そしてまちの人々がいかに共存し、学び、働き、年齢を重ねられるかというライフスタイルに関する命題に対し、それぞれの答えをもって活動しています。
問題は、こういった多くの意義あるプロジェクトや自発的な行動の多くが、ローカルの範囲や個人的な範囲にとどまっているため、それぞれのプロジェクトはしばしば互いにその存在を知ることなく、共通する問題や協働の可能性について考える機会がこれまでほとんどなかったという点です。
そこで東京トランジションズは、これらの人々やグループが集うことで様々なテーマに関するネットワークとコミュニティを繋げる場づくりを行います。また市民が活動やソーシャルビジネスを始めようと思った時に活用できる、これまで都市に蓄積された情報やノウハウをあつめたデータベースを立ち上げます。さらに行政職員、政治家、プランナーなどの地元の意思決定に関わる専門的な人々に対し、社会起業家、市民団体、個人と協力した新たなまちづくりモデルを提案します。
市民がつくる持続可能な都市のかたちがたくさん詰まった「東京」の新たな一面を、この機会にぜひ体験してください。東京トランジションズでは皆様のご来場・ご参加を心よりお待ちしております。
1972年東京都生まれ。米国・日本クリエィティブ・エコロジー代表。コミュニティデザイナー、アーティスト。1990年渡米。ボストン大学芸術学部彫刻科卒業、米国タフツ大学大学院博士前期課程修了後、マサチューセッツ工科大学・リストビジュアルアーツセンター初年度教育主任、エデュケーション・アウトリーチ・オフィサーやボストン美術館プログラムマネジャーなどを歴任。美術館や文化施設、まちづくりNPOにて、エデュケーション・プログラム、ワークショップ開発、リーダーシップ育成、コミュニティ・エンゲージメント戦略・開発、アートや文化の役割・機能を生かした地域再生事業や地域密着型の「人中心型・コミュニティづくり」などに多数携わる。2011年以降、東京を拠点に活動。「わわプロジェクト」、「あいちトリエンナーレ2013」ではコミュニティデザイナーを務める。
1980年福岡県生まれ。早稲田大学 教育学部、エジンバラカレッジオブアート、ロンドン大学ゴールドスミス校 文化人類学修士課程修了。イギリス留学中より、アートとアクティヴィズム、贈与 経済、オルタナティブな自律空間についてのリサーチと写真による記録を始める。2011年度から、東アジアのアクティヴィズムとアートの領域を横断する ネットワーク作りを開始。
子育て経験により子ども雑誌のスタイリングや執筆をした後、産前産後のホームステイやお世話の派遣事業、そして地域の子どもの居場所づくりの活動をはじめる。2000 年より渋谷の子育て情報「渋谷子どもネット」発行。「せせらぎ冒険遊び場」等、野外での子どもの居場所づくりを実施。2004 年代々木公園北に「渋谷はるのおがわプレーパーク」を開設。
現代の子ども達の居場所の無さを感じ、子ども達が自分らしくいられる居場所、プレーパークに興味を持つ。プレーパークに関わる仕事がしたいと思い、2012年から渋谷区唯一の常設プレーパーク「渋谷はるのおがわプレーパーク」の常駐プレーリーダーとして活動している。渋谷はるのおがわプレーパークの活動の他に、神奈川県小田原市でプレーパークを作ろうと「pp@seisho」の立ち上げ、活動に携わっている。
まちが好きで住み始めた谷中。ただ仕事が忙しく、終電で帰って朝早く出かける毎日。好きな街に住んでいる実感がなかった。たまたま手に入れた小さな小さな土地。ただ駐車場にはせず、まちに使ってもらおうと「貸はらっぱ音地」という屋号を付けた。以来8年、はらっぱはまちの小さな自由空間となり、ひととひとをつないでいき、今は自分自身もはらっぱでまちとつながっている。
西山芽衣と古田紗知子によって、2014年に結成された生活実験家ユニット。千葉大学で建築と政治経済という異なる分野を学んだことを活かし、「都市の中で自然に生きる暮らしづくり」を目指す。現在は学生時代から住み続けている西千葉という都市を拠点に、様々な社会的テーマと暮らしの関係について研究を行なう。新しい暮らしの実験広場をコンセプトとした「HELLO GARDEN」を運営。
西山芽衣と古田紗知子によって、2014年に結成された生活実験家ユニット。千葉大学で建築と政治経済という異なる分野を学んだことを活かし、「都市の中で自然に生きる暮らしづくり」を目指す。現在は学生時代から住み続けている西千葉という都市を拠点に、様々な社会的テーマと暮らしの関係について研究を行なう。新しい暮らしの実験広場をコンセプトとした「HELLO GARDEN」を運営。
ぼろぼろシェアハウス漢塾の一室に住まいつつ、自分の時間優先の暮らしをしながら 生活生存のための「谷中生産技術研究所」の活動を続けている。
1963年に東京都で生まれる。東京そしてロスアンジェルスの郊外サウスパサデナ市で育つ。東京大学工学部を卒業し、カリフォルニア大学環境デザイン学部で修士号を取得。某民間シンクタンクを経て、2003年から明治学院大学経済学部で教鞭を執る。2009年4月から2010年3月にかけてドイツのドルトムント工科大学客員教授。現在、明治学院大学経済学部教授。専門は都市計画、地域研究、コミュニティ・デザイン、フィールドスタディ。
コレクティブハウスかんかん森に入居後、ゆるやかなコミュニティのある暮らしが新鮮で魅了され、当時の居住者有志で設立することになった(株)コレクティブハウスのメンバーとなった。同社はコレクティブハウスかんかん森の継続のため、2007年4月からかんかん森のスペースの一括借り上げ、かんかん森の居住者組合「森の風」とも連携した入居者募集、入退去の手続きなどを行っている。
都内大学を今春卒業し、現在は会社員。大学2年生の頃から社会問題に興味を持ち、学生運動「全国学費奨学金問題対策委員会」などを開始。大学3年生の夏、そのメンバー等と共同運営実験スペースりべるたんの運営を始める。
1985年東京都生まれ。大学卒業後、アーティストたちと協働し廃業したプレス工場を改装したオルタナティブスペース「float」を立ち上げる。「出来事」が前景化するような空間設計をコンセプトに、建築ユニット「スタジオまめちょうだい」として活動している。主な実績として墨田区のオルタナティブスペース「あをば荘」、月島のセレクトショップ兼飲食店「セコリ荘」の設計・施工。
山谷地域に入り始めて今年で14年、山谷地域の共生のまちづくりを目指し社会的企業を運営している。2003年11月に任意団体結YUIを立ち上げ、以来「地域の信頼関係を重視した山谷のまちづくり」をテーマとし、観光を通した地域の活性化と(元)ホームレス生活者の就労支援を目指して活動を続ける。2009年8月よりホテル明月(一般宿)の運営を始める。 2010年9年に法人化し、一般社団法人とする。2013年6月にホテル寿陽(一般宿)、2014年6月よりホテル有明(福祉宿)の運営を始める。 ※一般宿(主に一般の旅行客を対象とした宿)と福祉宿(主に生活保護の長期滞在者を対象とした宿)、山谷地域の簡易宿泊所の大まかな分類に使用される用語。
1982年群馬県生まれ。一級建築士。2008年東京藝術大学大学院美術研究科建築設計 六角研究室を修了後、2008年〜2011年㈱磯崎新アトリエに勤務。現在は、東京藝術大学建築科非常勤講師の一方、HAGISTUDIO主宰、HAGISO代表を務め、東京、谷中の木造アパートを改修した施設HAGISOを拠点に、建築、会場構成、プロダクトのデザインを手がけている。
ミラノのドムスアカデミーデザイン科卒業後、ベルリン芸術大学において建築の修士課程修了。1996年から東京大学に留学し、2001年まで東京の東にある向島エリアの研究とまち再生活動を行う。2001年から沖縄の琉球大学に在職し、沖縄を拠点に建築・デザイン・アート・教育を横断的に結びつける国際的な活動を展開している。「向島ネットワーク」(東京墨田区)、「プラットフォーム-C カッパドキア・アカデミー」(トルコのカッパドキア)、「ワナキオ」(沖縄)など多数のアートと地域再生プロジェクトでディレクターを務める。2009年には「おきなわオルタナティブスクール」を立ち上げ、共同代表として創造的教育を開発する場として運営してきた。
住宅をはじめ、店舗や保育園などの設計に国産材や自然素材、町工場の技術を活かす建築づくりを行っています。また、千住いえまちの活動を通して、今後の地域コミュニティのあり方に関わり方を模索しています。
2004年東京大学大学院都市工学専攻修士課程修了、2008年同博士課程修了後、創設間もない首都大学東京大学院観光科学域(自然・文化ツーリズムコース)へ。地域の生活や生業を守り育てるための都市計画、都市デザイン、観光まちづくりの教育、研究に取り組む。2009年より大田クリエイティブタウン研究会(旧モノづくり観光研究会)を立ち上げ、モノづくりのまちの活性化に対して、産業振興、都市計画、観光振興の統合的アプローチを試みている。
東京に生まれ、生活/活動拠点としている。1992-97年にイギリス・ロンドンに滞在し、シティ大学芸術政策運営学部ミュージアム・マネージメントMA取得。公立美術館フルーツマーケットギャラリー(エディバラ)にて館長補佐として勤務し、「現代日本写真展」(1994年)の開催を担当。コートールド美術史専門研究機関(ロンドン大学)にて研究員としてMAコースに所属。帰国後、美術雑誌にアート情報を執筆および翻訳をしながら自主的に美術展を企画・運営。2001年から地域を拠点にしたアートプロジェクトに数多く携わっている。東京・向島で長屋を活用したアーティスト・イン・レジデンスを運営(2001-05)。元米店を改装したオルタナティヴ・アートスペース「RICE+」を運営(2002-05)。地域に開かれたカフェを運営しながらアート・イヴェントを数多く開催。沖縄・那覇市で開催されているwanakioにキュレーターとして参加(2002,2003,2005,2008)。AAF(アサヒ・アート・フェスティバル)に実行委員として参加(2002-06)。2005年よりアート・オウトノミー・ネットワーク(AAN)を主宰。
NPO法人世田谷みんなのエネルギー理事長。ほか、せたがや市民エネルギー合同会社、合同会社東京市民ソーラー、一般社団法人NECO(自然エネルギー共同設置推進機構)など、地域と市民によるエネルギー事業に携わる。2010年からトランジション世田谷茶沢会のメンバー。下北沢のカリタス下北沢ソーラー市民協同発電所を2013年6月に設立。
1977年生まれ。2002年にNPO法人KOMPOSITIONを設立。表現者に活動の場や機会を提供すべく、ストリートアートやストリートバスケにまつわる事業を行ってきた。 2010年に株式会社まちづクリエイティブを設立し、「MAD Cityプロジェクト」を開始。DIYリノベーションや入居者コミュニティなどの特徴をもつ不動産サービスを軸に、100人以上のクリエイティブ層の移転を実現するまちづくりを行っている。
1974年生まれ。京都造形芸術大学メディアアート学科修了。現在、株式会社広告製版社代表取締役。
1981年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科美術史専攻修了。
1971年生まれ。2010年NPO法人千住すみだ川設立。理事長に就任。2012年「100010 町の記憶PROJECT 美術作家・酒百宏一と地域住民による南千住一万枚の記憶」環境省五感で楽しむ街大賞審査員特別賞
博士論文「公共空間の再構築―日本の現代大都市の公共空間の歴史的批評とその再評価」で東京大学にて博士号取得後、東京大学大学院情報学環所属の日本学術振興会特別研究員として「公共空間の政治と論争」と「都市運動」をテーマに研究活動を行う。同時に建築設計事務所であるイソザキ・アオキ アンド アソシエイツや、不動産ディベロッパーの三菱地所などと協働し、また東京に本拠地をおいて建築活動を行う「Frontoffice」の共同立ち上げ人でもある。そして東日本大震災で被害を受けた地域における、レジリエンスをもち適応可能なコミュニティ復興のための革新的なアイディアを交換するための災害対応型慈善組織「Architecture For Humanity」東京支部と「東北プランニングフォーラム」の立ち上げ人でもある。現在、持続可能なアーバニズム、公共空間の理論、グローバル・アーバニズムとプランニング理論について早稲田大学国際教養学部と上智大学で教鞭をとっている。
コンピュータ・エンジニアリングとインタラクティブ・デザインの基礎をもち、コミュニティデザインと都市計画における参加型デザインと情報・コミュニケーション技術の接点に関心をもつ。参加型デザインワークショップとプロジェクトをインド、韓国、日本、ドイツなど各国で行っており、これらの活動はしばしばコミュニティ・マッピングと創造的なパブリック・エンゲージメントに焦点を定めている。彼の研究は、ウェブ、マッピング、参加型GISそしてパブリック・センシングなどの分野に特別なユーザー体験と美的、物語的な要素を用いてより持続可能でレジリエンスなコミュニティを実現することを目指している。
千葉大学で建築・都市工学の修士課程を卒業後、2010年に旧東ドイツの代表的産炭地域であるラオジッツ地方のコミュニティ再生プロジェクト「IBA Lausitz」に参加するため渡独。2011年にライプツィヒの空き家を再生・活用したプロジェクト「日本の家」を立ち上げ、同登記社団法人の共同代表に就任。以降「日本の家」のオーガナイザーとして、多種多様な文化プロジェクト、建築・都市デザイン・まちづくりの国際ワークショップ「都市の『間』」、地元商店街の芸術祭、学術的シンポジウムなどの幅広いイベントやプロジェクトを行ってきた。この実践は、地元の活動家、住民、行政と協働して行われ、同時に日本を始めとした国際的なネットワークを形成してきた。2012年9月からライプツィヒ大学の博士課程に所属し、市民の草の根的なまちづくりの実践と都市再生の関係について研究活動を行っている。彼は研究と実践両方を通じて、新たな都市コモンズが生成されるために必要な空間的資源・プラットフォームを明らかにすることを目指している。
南千住駅から徒歩5分のところにある大黒湯は、かつて東京・南千住エリアの銭湯でした。現在、ここは展示・イベント用スペースとして利用されています。この地域は、増え続ける空き家や店舗、深刻化する高齢化と社会的格差、小売り産業の減少、失われゆく緑化といった、東京の社会・環境・経済的課題の縮図であり、東京トランジションズの取り組みを示すのに最適な場所であるという理由から選ばれました。
mail@tokyo-transitions.net
www.tokyo-transitions.net